先週末は大阪に滞在してきた。
正月以来だったけど、雨だった。
大阪市内の西成にある実家には午前中に少しだけ寄ってきた。
絵を描くための道具類と、部屋で目にした楽器1つを持ち帰ってきた。
部屋を整理していると、ふとこの作品を見つけた。
昔に作った木彫の印鑑ケース。
色は自分で塗ったもの。25年前。
色を選ぶセンスは今にも通じるとも言えるんだろうか、そんな宇宙感のある青白い構造物と星空を描いてる。
ちゃんと作れてたんだよなぁ、昔は。
まともな絵画と言える作品なんて、数年は描いた記憶がない。
今同じように絵筆を持ったら、どんな絵になるんだろうか?
両親はちょうど前日まで、石垣島へ旅行に行ってきたらしい。
「なんかようわからん名前の料理ばっかり食ってきたわー。」ってさ。そりゃ島の言葉やもんな。
土産に雪塩ちんすこうをもらった。
その後は、以前住んでいた寝屋川へ立ち寄った。
当時親しかった一番の理解者とも言える人物と会ってきた。
元気そうでよかった。
今は誰かに何かを求める関係よりも、そこにいるだけで十分の間柄が居心地よいのかなって思う。
自分好みに答えてほしいと要求してたことも多々あったし、思い通りに事が進まない時は相手を前にイライラしていたこともあった。
一時は仲違いしてしまったけど、また会えたことで何かの転機になるかもしれないな。
夜は昔の職場の懇親会へ参加した。京阪沿線の某居酒屋。
解散するのかと思ってたがそうではなく、正確には業務体系が変わり派遣社員が辞めて他の会社に業務委託するらしい。
某メーカー社内も相変わらず、としか言えない…。
過去の勤務先で飲み会に顔出せるのはもうここ位だ。
また呼ばれたら予定が合えば伺うつもりでいる。
こうして帰れる場所が残っているのは、安心できると言える身なのかもしれない。
翌日へ続く。
(次の記事『播磨町にて、春の陽気で穏やかな時間を過ごす。』)
しまひろふみ
“帰れる場所、雨の大阪へ。” への1件のフィードバック