ふと振り返ってみた冬の繁華街の記憶

ふと20年くらい前の冬に、地元の繁華街で1人佇んでた夜のことを思い出した。

当時あの駅前はギターを持って唄う若い人達が増えて、騒がしくてつまらない音楽だと思いながら歩いていた。
一方で、行動できない自分が見劣りしてどこかで憧れてた気持ちもあったはず。

その中で立ち止まって歌を聞いた1人が印象に残ってて、彼は自分で作った曲を歌ってたんだった。
ギターを持って遠くから来ていて、年齢も近くて話をしながら3曲くらい聞いて別れた。
通りがかる人と話すのを楽しんでいて、ホッとしたのを覚えている。

そういえばあの頃は、自分もギターを外で弾きたい欲はあった。

しかし叶わなかった。

なかなか人前で演奏する機会に恵まれず、コンピューターで作曲する表現に移っていったが、それでよかったのかと長く疑問に思っていた。

やっぱり、やり直したいと思う時がある。

今から昔の自分に戻れたなら、何からはじめて形にすれば満たされるのかなって。
わからないことがいっぱいで、遠回りするのが苦手で、それでも一歩踏み出していたら数年後やり遂げて十分あきらめがついてたんだろう。

あの日なぜためらって動けなかったのか、思い出して言葉にしたほうがいいな。

本当はステージの向こう側に立つ自分で居たかったと、正直になってよかったのに。
いつも柵の手前でまだ出せる程度ではないと、自他ともに言われてるようで。全くあてにならない社会的基準にとらわれてた。
とにかく内面を軽く見られるのだけは拒否してたな。

そこまでして守りたかった心は何だったんだろう?

今ふと振り返ってみたら、少し楽になれた。

何も残せなかったわけじゃないし、何年も経って成果が現れたこともたくさんある。

あの時の孤独な時代は思い出したくもない冷たい年月だったけれども、そこに生きていた自分を温かく大事にしてあげてもいいのかな。

かつての梅田駅 阪急百貨店前 2005年頃撮影

しまひろふみ

【イベント出展のお知らせ】
1月19日(土)に、渋谷のサウスフラットシェアで開催する
「サウスフェス」に出展することになりました!
http://southfes.co-tk.com/

しまひろふみは13時頃から、自分で作った空間音楽をミックスしながら
テーブルを囲んでライブドローイングを1時間枠でやります。
僕の回は参加費無料で、作品の投げ銭販売もあります。
(他の出展については個々に料金があります。)

昨年秋の個展で手応えをつかんだ自作のアート表現を、集まってきた皆さんと
気軽に楽しんでもらえる時間にしたいです。皆さんのお越しをお待ちしています!
http://hiromick.com/2019/01/15/southfes5_0119/

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